防具お手入れのススメ
お疲れさまです、弁天剣友会 事務局です。
今回は防具のお手入れを題材に更新をしたいと思います。
先にご説明致しますが、このお手入れ方法はあくまでも当該記事筆者がしている事なので、
同じ事をして防具が傷んだ等の責任は負いかねますので、なにとぞご了承下さいませ。
さて、それでは始まり始まり~♪
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剣道といえば「臭い」という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
過去、または現在においてご家族や知り合いに剣道をしている方がおられる場合、
あの独特な「防具のニオイ」を感じた事がある方も少なくないと思います。
特に剣道具は竹刀などを除けば「藍染」されているので、そもそもがちょっと独特な香りを帯びています。
そこに稽古後に放置した汗のニオイが混ざると、あの独特な悪臭を放つ訳ですね。
私の父も剣道家ですが、防具を収納している部屋に真夏に入ると
息が出来ないぐらいだった事を覚えています(笑)
はい、これが稽古直後の面です。ちょうど耳のあたりなどは写真からも分かるように
汗が滲み出るほど濡れていますね。稽古後の竹刀のメンテナンスも超重要ですが、
防具も身を守る大切な道具ではありますので、稽古後にはしっかりとメンテナンスを
する事で汗や皮脂の汚れなどで発生するニオイを抑える事が出来ます。
まず、ぬるま湯で湿らしたタオルなどで滲み出た汗を拭き取りましょう。
(写真で使用しているのはマイクロファイバータオルです)
面の表・裏で特に汗染みの酷い箇所を拭き取っていきます。
この時筆者はゴシゴシと擦り落とすのではなく、
トントンと優しく叩くようにして汗染みを拭き取っております。
ある程度汗じみの酷い所が拭き取れたら、内側も軽く拭いてあげましょう。
特に頭部にあたる所は手拭いを使用しているとは言え、
やはりかなり汗で湿っているのでこちらも優しく丁寧に拭き取っていきます。
そして意外と忘れがちなのが面紐です。特に汗染みが浮き出ている箇所に接触している
面紐部分はかなり汗を吸っているので、これを忘れて放置してしまうと
折角面自体の汗を拭き取っても面紐がニオイを放つ原因になってしまいますので、
忘れずに拭き取って上げましょう。
汗の拭き取りが完了したら、筆者はファブリーズなどを軽く拭きかけています。
小手についてもファブリーズの前に体に接触する所は
マイクロファイバータオルで軽く拭いてからにしています。
ちなみにファブリーズをかける時は革を使用している箇所には
なるべくかからないに注意しております。
最後は風通しの良い場所に陰干しします。ここで重要なのは「決してお日様には当てない」という事です。
直射日光が当たってしまうと防具が劣化しますので、決して日には当てないようにします。
雨の日を含めてバルコニーやベランダに干せない場合は、部屋の中で比較的風通しの
良いところに干しても大丈夫です。
筆者の防具メンテナンスはこれにて完了となります。
この防具は剣道に復帰してから購入して8年ぐらいになりますが、
部屋に丸出しで置いていてもニオイはほぼほぼありません。
(鼻を近づけて思い切り嗅げば多少汗臭いですが/苦笑)
稽古後に防具も綺麗にすれば、翌日も気持ちよく稽古出来ると思いますよ!
特にお子様に剣道を学ばせている保護者の方はお子様自身にメンテナンスをさせると
剣道に対する姿勢に変化が出てくるのだそうです(と、剣道関係の本に記載ありました/笑)
それでは、良い剣道ライフを~♪
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