子供剣士の稽古風景
お疲れさまです、弁天剣友会事務局です。
段々と汗ばむような陽気になってまりましたが、当会では現在もコロナ感染対策を
実施しつつ稽古に励んでおります。
今回は子供会員の稽古風景をお届け致します。
それでは行ってみましょう~♪
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いつもの準備体操の後、当会では必ず子供会員も大人会員も一緒に「剣道の理念」と
「剣道修練の心構え」を唱和します。
この日は幼稚園年長の子供剣士の理念と心構えに合わせて唱和しました。
まだまだ小さいのに、あんなに長い理念と心構えを覚えるなんて偉いですね!
まだ覚えられない他の子供剣士の皆も頑張って覚えましょう!!
理念と心構えの唱和→会長の挨拶→三方の礼が終わるといよいよ稽古開始です。
まずは子供剣士ははちまき組・防具組全員一斉に並んで基本の素振り→歩法の稽古から
開始します。
森先生の「前!後!」の大きな掛け声に負けじと子供剣士も「おうっ!」の掛け声で
応じます。
ちなみに剣道の掛け声にも基本があって「やー!」「とー!」「えい!」「おう!」
「それ!(※主に先生がかける掛け声です)」の五種類があるんですよ?
基本の素振りと歩法が終わったら、この日は二人一組で竹刀操作の稽古に入りました。
相手が頭上に構えた竹刀に向かって、パンパンパンと連続でリズミカルに
竹刀を振る稽古です。
手首と手の内を柔らかく使わないと大人でもなかなか難しい稽古なんですよ?(笑)
ちなみに竹刀を構えるときの手の握りを「手の内」と、その手の握りの緊緩の作用で
竹刀を軽やかに扱う事を「手の内の冴え」と言うのだそうです。
前半稽古の終盤は基本の打ち込み稽古となります。森先生・佐川先生が打ち込み棒を構えて
子供剣士達がそれにむかって面や小手といった基本の打ち込みをします。
ここまでで大体小一時間程度といった感じです。
前半終了して休憩挟んで、稽古後半は防具着装による稽古に入ります。休憩中や着装中でも
森先生・佐川先生は子供達とのコミュニケーションを積極的に取ったり、まだ着装がうまく
出来ない子供剣士の着装を手伝ったりしてくれます。
休憩と着装が完了したら、稽古後半の開始です。二人一組になって
基本打ち稽古の入ります。
防具を着装すると少し体の感覚が変わるので(面の着装による視界や腕の振り上げ感覚など)
前半稽古で先生方に習った打ち込み方を防具をつけても出来るようにする為の稽古です。
皆頑張ってますね!
後半稽古終盤、この日は試合も近いとの事で試合稽古をしました。
防具にまだ慣れていなかった子供剣士たちも、段々と着装時の身体操作に
慣れ始めているのか、だいぶ試合らしい展開を見ることが出来ました。
しかし、残念ながら後日大会と子供剣士の運動会が重なることが判明して
試合には不参加となってしまいました。
それでもめげずに次の試合目指して頑張れ!子供剣士達!!
剣道の最大の目標は「試合で己の全てを出し切り相手に勝つこと」と言われています。
ただ、当会ではそれだけを「是」とせずに、子供達が毎週稽古を楽しみにして
自ら稽古に足を運んでくれる事を一番大切な理念と方針として両先生ともに
指導しておりますので、試合が苦手なお子様でも安心して稽古に励めるのが
当会最大のメリットかもしれないですね。
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子供剣士の稽古風景は如何だったでしょうか?
そろそろ夏日も近づいて気温も高くなって参りますので、コロナ感染対策と併せて
熱中症対策も施しつつ、これからも稽古に励みたいと思います!
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【体験・見学随時募集中】
当会では体験稽古希望を随時受け付けております。
体験稽古をご希望の方は稽古日程をご確認頂きまして、
稽古のある日であればいつでも大歓迎ですので、まずは当会事務局までメール下さいませ!
集え!未来の剣士達!剣道の呼吸に全・集・中!!(笑)
bentenkendo@gmail.com
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